今月の頭に、初めて子どもを家に泊める機会がありました。
その時に子どもを持つことについて考えるトコロがあったので
今回は、そのことについて書きます。
※オチとか全くない、ただのグチというか悩み相談です。
もうちょっとグッダグダな感じになりました。あしからず。
結婚2年半目、子なし夫婦の私達
私とドイツ人の旦那は、結婚して2年半になります。
付き合い始めてから数えると、10年。
子どもは、まだいません。
元々子どもを持つことに消極的だった旦那
男と女が付き合い出すと
「将来結婚したら子どもは、、、」
みたいな話ね、するじゃないですか。
旦那は以前
子どもを持つことに対して消極的でした。
ところでね、話は変わりますが。
旦那は昔、超絶ヒッピーでした。
溢れ出る、このヒッピー感。
今も生き方が十分ヒッピーだと私は思うんですが
本人が「今はヒッピーじゃない」と言うので、一応元ヒッピー。
「人の人生に対して責任を持つのが嫌だ。」
「自分の自由を人に奪われたくない。」
「世界人口は増えつつあるのに、これ以上この世界に人類を増やす必要はない。」
とか何とか。
旦那は昔、子どもを持つことに対していかにもヒッピーっぽい考えを持ってました。
それでも、徐々に考え方が変わってきていた
結婚したからなのか。
はたまた歳のせいなのか。
ここ数年は、子どもの話になると
「居てもいいかもね。」
という考えになってきていたようです。
「子どもには楽器を教えたい!」とか
「子どもと一緒にいろんな場所に旅行に行きたい!」とか。
子どもを持つという話になると、ポジティブなことも話すようになりました。
「たつ年といぬ年は相性が悪いから、子ども作るとしたらいのしし年かねずみ年かな~?」
なんて、妙に具体的な話なんかもするように。
(私も旦那もたつ年生まれ。)
「子どもが欲しいか?欲しくないか?」と聞かれたら、「欲しい。」
とにかく、以前は旦那が子どもに対して消極的だったし
私は旦那より12歳若いので、子どもを産めるタイムリミットまでもまだ時間があったので
私自身も、子どもについては特に深く考えてきたわけではありませんでした。
以前は
「まぁそのうち。いなければいないでいいかな。」
くらいに考えていたんですが。
私ももう、29歳。
改めて
「子どもが欲しいか?欲しくないか?」
と聞かれたら
「欲しい。」
という考えに傾きつつあります。
子どもを持つ環境が整ってきている
去年、ドイツの田舎に家を買いました。
現金一括で買ったので、ローンはゼロ。家賃もゼロ。
家はそこまで広くないんですが、今まで使ってなかった屋根裏をリフォーム中で子ども用に出来る部屋はあるし
家の周りの環境も、幼稚園から高校まで徒歩圏内にあるという整いっぷり。
私は29歳で子どもを産んでも全くおかしくない年齢になったし
旦那に至っては、御年41歳。
子どもを持つには、ちょっと遅いくらいの年齢に差し掛かっています。
し か し
子どもを初めて家に泊めて以降
どうやら旦那の子どもに対する考え方が変わってしまったようです。
友達が、2人の娘(2歳と7歳)を連れてうちに泊まりに来たんですが
、、、まぁ、初めて子どもを泊めるにしては、ちょっと刺激の強い経験ではありました。
子どもが2人とも風邪ひいてて、機嫌が悪くてぐずったり。
子どもたちの親である友達も、とても大変そうでした。
そんな友達家族を見ていて
どうやら旦那は子どもを持つことに対して怖気づいてしまったようです。
子どもを初めて家に泊めて以降に話し合ったこと
旦那曰く
- 今の生活が好きだ。
- 旦那と私の2人だけなら今の状態でも生活費の心配もないし、好きな時に好きなだけ旅行に行けるし、家で静かにのんびりと出来る環境もある。
- 子どもが出来ることによって、今の生活を変えたくない。
- でも特に、子どもが学校に行く年齢になったら、今のように好きな時に長期間で旅行に行くことも出来なくなる。
- 私と旦那だけならどうにかなる生活費も、子どもが出来るとどうなるか分からない。
- 今でさえ仕事がきついのに、これ以上仕事を増やしたくない。
というようなことを、今回子どもを泊めた時に考えたようです。
つまり
「今の生活が好きで、それを変えたくない。」
ということらしいです。
私は
「できれば子どもが欲しい。」という意見に変わりはありません。
旦那も
「私が本当に欲しいと思うなら、作ってもいい。」
と言います。
子どもを持つことに対して不安に思うこと
子どもを持つこと自体に対しては、そこまで不安は感じていません。
自分の子どもなので、しっかりと育てていく覚悟はあります。
ただ、子どもを持つことに対して私が1番不安に思うのが
旦那の子どもに対する消極性。
子どもは1人で作るものじゃないし
せっかくなら、2人で一緒に育てたい。
、、、というのもあるんですが。
1番は
「子どもを作ったことにより、旦那に文句を言われるのが嫌だ。」
というのが大きいです。
旦那は、自分の自由を愛する(元)ヒッピーで
子どもは、多かれ少なかれ旦那から「自由」を奪う存在になる(と、思う)。
子どもが出来て、子どもの世話に忙しい時に
もし旦那が「自分の自由がぁ~」などと文句を言おうものなら
私はきっと、耐えらない。
でも、旦那を抜きにして子どもを作ることは考えられない。
好きで結婚したわけだし、旦那の意見も尊重してあげたい。
、、、もう少し詳しく言うと
旦那は「移動しなければ死んでしまう病」なんですよね。
もうほんと、ちょっとした特異体質。
家にもじっとしていられないし
街でも国でも、1つの場所に長くいることが出来ない。
なぜか。
その点、今のストリートミュージシャンという職業は
移動しながら仕事をするので、旦那の特異体質に非常に合っています。
私:
「でも、もし子どもが出来て旅行に行けなくなるのが嫌ならさ、1人で行けばいいんじゃない?前にも2ヵ月、1人でニュージーランド行ったこともあったじゃん?仕事の私をドイツに置いて。」
旦那:
「でも前は、私が仕事休めなかったからじゃん?本当はその時も一緒に行きたかったし、これからも一緒に旅行に行きたい!」
うーん、そうなのかい、、、。
おうち大好きな私には、よく分からん。
まぁとにかく
旅行も何も、子どもが小さい時はまだいいかもしれませんが
子どもが学校に行くようになれば、子どもが旦那の自由の足かせになるのは目に見えてて
そのことを考えると、旦那と子どもの板挟みになりそうで怖い。
「そもそも、なんで子どもが欲しいの?」という問いに答えることが出来なかった
「かわいいから。」
という理由は、ぬいぐるみを買うのと同じ理由みたいで何だか言うべきではないような気がするし
「将来、子どもがいたら楽しいと思うから。」
という理由は、旦那と2人での将来に悲観的な想いを抱いているようで言えなかった。
「なぜ子どもが欲しいのか?」
という問いに上手く答えられないまま
結局子どもに関しての話はそこで一旦終わってしまい、その後はなんとなく話に出しづらい雰囲気になっています。
子どもが欲しい本当の理由
「なぜ子どもが欲しいのか?」
という問いに対する私の本当の答えは、多分
「なんとなく、憧れるから。」
なんだと思います。
フェイスブックなんかを見てると、同年代の友達はこぞって子どもを産んで、その様子をアップしてるし
子どもがいれば、私の両親も旦那の両親も喜ぶだろうし
「子どもをどんな風に育てようか」「どんな所に一緒に行こうか」「どんな服を着せようか」と、その時に私が取るであろう決断のことを考えると、なんだかワクワクする。
「子どもと一緒にいる自分の生活に、憧れるから。」
でもそれって結局、自分の事しか考えてないみたいだし
子どもが欲しい理由としはどうなんだろう、、、と、なんだか自分がすごく浅はかな気がして、結局旦那には言えませんでした。
まとめ
別にオチとかないです。
ただの悩み相談です。すみません。
「初めて家に子どもを泊めたけど、大変だったよ~」という記事を書いた時に
「子どもはいいよ~!」という意見をいただきました。
実際に子どもを持つ方からそう言っていただけて、私の心は本当にワクワクしました。
それでも、それは私が
「子どもを持っている私、ステキ!」と考えてるからワクワクしているのではないかと、何となく自分に失望してしまいました。
最終的には
私と旦那との話し合いでおのずと決まることだとは思うんですが、、、。
私も今の生活が楽しくて幸せだと思うし
別に子どもが居なくてもいいのかな、とも思います。
旦那と2人で人生楽しく過ごせればそれでいいじゃないの、と。
結局、どっちやねん。
まぁとりあえず
この問題はしばらく夫婦間では話さずにいようと思います。
しばらく冷却期間を置いてみます。
うーん、どうなることやら、、、。
こんなダラダラな記事を、読んでくださりありがとうございました!
うーん、かわいいなぁ、、、。
おわり!
コメント
これは、ご夫婦の聖域に立ち入ることになるし、ご主人の信条とかあるとおもいますのであまり書けないですかね〜^^;以前私が記事に書いたこともあるのですが、自分がこうして存在してるのは命というバトンのリレーがあったからで…….
まあこれくらいでしょうか。ただ子育ての環境は抜群ですね、自然は豊か過ぎるし、高校まで徒歩圏内!!!あっ、煽るつもりはありません。ただ一つ子育て、めちゃくちゃキツいです!!体力的にもメンタル的にも、けど得るものはとてつもないです。ウチのヨメも、一人目20代で産んでおいてよかった〜と言っておりました。ご主人の年齢ですが、まあターザンのようなタフマンだから大丈夫ですよ!決して煽るつもりはありません。結局、前置き半分無視して、いろいろ立ち入ってしまいました、失礼しました!!^^:
きりんあっぷさん、コメントありがとうございます!
いえいえ!子育てを経験した方からアドバイスを頂けて、とても嬉しいです(o^^o)
やはり子育ては、体力的にも精神的にもキツいんですね、、、!旦那は体力には自信がある方なのですが、精神的にはセンシティブな所があるのでそこがどうなることやら、、、^^;笑 そして私はその逆だし(汗)
私は両親が私を産んでくれたことに感謝してるし、ご先祖様に対しても同じ気持ちなんですが、いざ自分が、、、となると、やはり「自分にちゃんと出来るのか?」と心配事も尽きないです(´;ω;`)
母性本能的に「子どもが欲しい!」と思ってる節もあると思うんですが、今の世の中「子どもを持たない」という選択肢も受け入れられていて、選択の幅が広がった分決断するのがとても難しいと感じます。
いやぁ、こんなグダグダな悩みを聞いてくださり、本当にありがとうございました(T_T)!!
わたくし事ですが、私はいわゆる『できちゃった婚』でして^^;
親になることを深く考えることなく、と言うか、この命を生かすのか殺すのか、それだけしか考えず、22歳で人の親になってしまいました。
それから もうすぐ25年。
22歳と24歳で産んだ2人の子は成人しました。
子育てはもちろんいいことだけじゃなく、子供がいるからこそ大変な思いをしたり、苦難と思われることもあったと思います。
たしかに、今まで自分だけの人生では自由にできていたことが、困難になってしまったこともあります。
でも、今 言えることは、子供の存在は 私だけの人生では知らなかった世界をたくさん見せてくれました。
それは 私にとっては 子供がいないときにできていたことが子供がいることによってできなくなったという事実をはるかに越えるほどの、楽しく面白い世界の数々でした。困難だったと思うことも、今では楽しく思い出されます。
私自身は、考え方もいろんな経験も、子供がいるからこそ広がったと思っています。
いろんな考えがあって、きっと人生に どれが正しい正しくないということはないですよね。
要は どの人生も 選ぶのは自分。
選んだ道を失敗したとあとから思うこともあるかもしれません。
でも、今 自分の選んだ環境を 前向きに楽しめることができれば、それでいいのではないでしょうか。
アカネさんとご主人さまは それが出来る方だと思います。
どの人生にも、かならず幸せはあります^ ^
loco_chan914さん、コメントありがとうございます!
実際に子供を育てての貴重な意見を書いてくださり、ありがとうございます(o^^o)
子どもを持ったことがないと知ることのできないことばかりで、とても参考になりました!
子どもがいることにより見える世界もあるのですね、、、!loco_chanさんのコメントを読んで、なんだか勇気が出てきました。
私の母も24歳の時に私を産んでくれたのですが、なんだかloco_chanさんの言葉が私の母の姿に重なりました。
母も若くして子どもを産んだのでいろいろと大変なこともあったようですが、子どもである私からすると本当に、感謝しかありません。
私も将来、そんな存在になれたらいいなぁ、、、
というのも、子どもが欲しい理由の1つなんだと、コメントを読んで思いました!
子どもに関してはいろいろな意見があり、正解なんてない。本当にその通りだと思います。
きっかけが何であれ、自分の置かれている環境を前向きに考えていきたいです^^
現代人って頭で考えすぎなんですよね。子供が欲しいと思うことに崇高な理由なんてなくていいと思います。
私も昔は子供を産むのにすごく消極的でした。
それこそ、人類はすでに多すぎだから新たに産む必要はない、親を必要としている子をもらう方がいいと思っていました。
そんな私が子供を欲しいと思った理由の一つは「周りはみんな子供がいるから自分もフツウになりたい」でした。
周りの目ありきです。
でも別にどんな理由でもいいと思いますよ。
今私は娘がいてくれる世界に心から感謝してます。旦那さんも、きっと子供にメロメロになるはずです(*^-^*)
赤ちゃんて、ハートを射ぬく力を持ってるんですよ~アーティストな旦那さんだったらなおのことイチコロです(笑)
続きです…
思うんですが、元ヒッピーの旦那さんだからこそ子供に世界の美しさやアートの尊さや自然の偉大さとか…いっぱい教えてあげれることがたくさんあると思うんですよね。
そして茜さんは日本人ですし、本当に世界を広く、立体的に、子供に見せてあげれると思うんですよね。
こんな条件で大きくなれる子供って、すっごいレアですよ~
最高の環境じゃないですか!?!(*´∀`)
私は子供がいるので自分の価値観で励ましちゃいましたが、最終的に二人で納得のいく選択ができるといいですね(^^)
アカネさん、コメントありがとうございます!
アカネさんも以前は子どもに関して消極的だったのですね!そこから子どもを産んだという経験、非常に参考になりました&なんだか勇気づけられました(´;ω;`)
「子どもは授かりもの」なんて言いますが、あまりいろいろ考えずに産んじゃった方が自然かもしれませんね。(言い方が悪いかもしれませんが、、、汗)
やっぱり子どもは可愛いのか、、、!そりゃ、自分の子なのできっとカワイイですよね(*´꒳`*)私もハート射抜かれたい!!笑
確かに旦那はアーティストで一般的にはちょっと変わった感性を持っていて、私はわりと一般的で価値観が違う所が多いので、子どもはどっちの価値観も見ることが出来るかもです!そう考えるとなんだかワクワクしてしまう、、、!!
とても貴重な意見を書いていただき、感謝しております(o^^o)もう少ししたら、また旦那と話し合ってみようと思います!
私も「移動しなければ死んでしまう病」です。コロナ中なのにドイツに引っ越して来ました。ビーガン和食探している時にブログ見つけてまさかのドイツ住在の方のブログとは。夕飯後2時間以上も楽しく読ませてもらってます。まだ住む所が決まっていないので田舎もいいな〜と思います。仕事は多分見つけるの難しくなるんだな…
子供の事とか、人生の事、ドイツの事とか、読んでて楽しいです。勉強になります。
SSさん、初めまして&コメントありがとうございます!
夕食後に2時間以上も読んでくださったなんて、、、感激です。゚(゚´ω`゚)゚。
SSさんも「移動しなければ死んでしまう病」なんですね!コロナ禍だとこの病(?)の方は大変ですよね( ;´Д`)でもそんな中ドイツに引っ越して来たなんて、つ、強い!w 引っ越しお疲れ様でした!
ビーガン和食探してたということは、もしかしてビーガンの方ですか?そしたら都会の方が食の選択肢があっていいかもです!田舎はホント、ドイツの伝統料理(肉じゃがいもキャベツ)かピザかケバブくらいしかないです( ̄▽ ̄;)笑 あと仕事もなかなか難しいですね、、、私も田舎に引っ越してから完全にニートです(T^T)
勉強になると言っていただけてとても嬉しいです(*´▽`*)9割しょーもない記事ですが、これからもよろしくお願いします♪