旦那が8年前にフェスで知り合った1人暮らしの女性の家に家族で泊まった話

イタリアはフィレンツェに行ってきました。
今回は、その時に泊めさせていただいたあるイタリア人女性についての話です。
 

フィレンツェ行きの予定を立てている時に、、、

昔、ドイツ人旦那がストリートミュージシャン仲間から
「フィレンツェは稼げるぞー!」
と聞いたことがあるようで、今回はフィレンツェに行きたいと思ってたそう。
 
そんな中、旦那が突然思い出したように言いました。
 
旦那:「そういえば、前に音楽フェスで仲良くなった人がフィレンツェに住んでたかも!
せっかくだから会いに行こう!」
 
私:『音楽フェス、、、っていつの音楽フェスよ?』
 
旦那:「えーっと、、、8年前!
 
8年前、、、だと?
 

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※写真はイメージです。

実際は、ストリートミュージックフェスだったそうです。
 
8年前にフェスティバルで知り合った人なんて、向こうは覚えてないんじゃ、、、?
 
と思ったんですが、1度決めると行動が早い旦那。
 
さっそくFacebookから連絡を取り
あれよあれよの間に8年前にフェスで知り合ったフィレンツェ在住の人(私にとっては全く知らん人)に会いに行くことに。
 
えぇー、やだなぁ、、、。
 
旦那がメッセージを送ると相手も意外と旦那のことを覚えててくれていたようで、すぐ返事をくれたようです。
 
その人は女性なんですが
当時もう1人の友達(男)とバンドとしてフェスに参加してた旦那の音楽を気に入り、夜に何度かバーでビールなど飲んだ仲なんだとか。
 
いやー、そんなことあるの?
 
ミュージシャンて。
 
君ら陽キャなの?コミュ強なの?
 
、、、それは、まぁいいんですが
問題はそのフェスの8年後に突然、嫁と子ども引き連れて会いに行くのはどうなのかと。
 
前に会った時は、男2人だったし、、、。
 
しかも相手の方は
「ぜひともうちに泊まってくれ!」と言ってきている模様。
 
旦那も、その人の家に泊まる気マンマン。
 
えぇーっ、マジかぁ、、、。
 

フィレンツェに到着

そして彼女と連絡を取り合いながら、いざフィレンツェに到着。
 
家の近くの駐車場まで迎えに来てくれた彼女は、推定30代後半の看護師の女性でした。
 
そして1人暮らし。
 
えっ、1人暮らし!?
 

めちゃくちゃ勇気のある女性だと言わざるを得ない

1人暮らしの家に誰かを泊めるって、相当勇気いりますよね?
 
1人暮らしの家なんて自分だけの城だから、もろくそ自分の住みやすいようになってるじゃないですか。
 
知ってる友達を呼ぶのだってちょっと気使うのに
8年前にフェスで会っただけの人呼ぶか??
 
しかも、1人じゃなくて嫁と子ども付きの3人よ?
 
子どもいない人が子どもを家に入れるのって、かなり勇気いりますよね?
 
なんか壊されたりしないかな、、、とか。
 
、、、とにかくなんかもう、いろいろと私の想像を遥かに超えてるんですが。
 
当の彼女は本当にめちゃくちゃいい人でした。
 
初めて会った私や息子にも、本当に良くしてくれて。
 
しかも、大都市での1人暮らしなのに家もわりと広かった。
 
間取りでいうと2DKかな?
 
彼女の寝室以外にもう1部屋あったので、そこのソファーベッドに私と息子がお邪魔させていただきました。
 
(旦那は夜中まだ起きる息子と寝るとよく眠れないため、引き続き車内泊した。)
 
しかも2晩。
 
もちろん私達も、彼女の生活の邪魔をしないよう気をつけてたんですけどね。
 
泊まったのは平日だったので、昼間は彼女普通に仕事だったし。
 
本当に泊まっていいのかどうか何度も何度も確認したし、泊まった後も隅々まで綺麗にして帰りはしましたけど。
 
それにしても
よく知らん家族(小さい子ども付き)を1人暮らしの家に泊めるなんて、ごっつい勇気ある女性だと言わざるを得ない。
 

まとめ

というわけで、今回の記事は
フィレンツェでお世話になった人がめちゃくちゃ勇気のある女性だったという話でした。
 
泊まったのは平日の2晩で、あいにく彼女は昼間仕事だったので実質夜しか一緒にいられなかったんですが
それでもよく知らない私達に家のカギまで預けてくれて、彼女が仕事中でも家に入れるようにまでしてくれました。
 
、、、これって、ホントにすごくないですか!?
 
もちろん私たちは彼女の留守中にどうしようなんてこれっぽっちも思ってないですけど、それでもやっぱり心配ですよね。
 
1人暮らし、しかも女性なら特に。
 
それにも関わらず私たちのことを信頼してくれたのが本当に嬉しくもあり、同時に
「この人本当に勇気あるな、、、!」と思わずにはいられない、という話でした。
 
もし私が彼女同じ立場で、昔フェスで会っただけの人が家族引き連れて1人暮らしの家に来たいとか言われたらどうしてたか、、、。
 
私だったら、家に泊めることはさすがにしなかったかなー。
 
外でご飯食べたり、やっても家でのディナーに招待するくらい。
 
そのことを旦那に言ったら
「そういう消極的な態度だと、(俺達のような)素敵な人にもう1度会うチャンスをなくすから悔い改めた方がいいよ。」
的なことを言われました。
 
、、、いやいや、おまえ大概にせぇーよ。
 
おわり!

コメント

  1. oclife より:

    あかねさん
    あ~外国の人あるあるだな~なんて思いながら拝読しました。
    日本人だと余計な気遣いとか心配とか色々な「面倒くさいな…」的な感情が先行してしまってなかなかそこまでする人はいないですよね。親切を受ける側も与える側もお互い距離感を置いているというか。
    でもそういう態度だと確かに旦那さんのように素敵な出会いを逃すばかりなんですよね。外国の人ってコネ作り、人脈作りが上手で、それってやっぱり長年の人付き合いの歴史というかお国柄やら土地柄やら人種柄やらのおかげというか。
    何にしてもバイタリティがあって私は常に畏怖の念を抱いてしまう(尊敬という意味で)。うちの夫も引っ越しの時に「人手どうする?大きい家具ひとりで運べないでしょ?ネットで募集出す?」とか私が言うと「そんな面倒くさいことしなくても、俺が今連れてくる」とか言って1時間後に連れてきたりとかするんですよね…
    海外はそんな感じの人が多いので、学ぶことが多いですよね!

  2. usuge より:

    すてきな出会いと危機管理のはざまで逡巡するのが普通だと思います。失くすものと得るものを
    秤にかけるのが大人だと思うんですがねえ。君は言う、何も無い。心配するな、俺も無いと植木
    等さんが昔歌っておりました。
    私はアントワープにダイヤを買い付けに行っておりました。行きがけに香港に立ち寄り、フランクフルトで降りて、列車旅をしてました。ブランド漁りでツアーをするときもありました。現金
    を欲しがる相手用に、昔は1000ドイツマルク、その後500ユーロ紙幣を束で持ち歩いていました。なかなか見ず知らずのかたがたと交流は出来ませんでした。ユダヤ系のかたも質素な身なり
    と車です。持ち歩きのダイヤはポケットに鎖付きで仕舞えます。たまに閉めたオフィスで警報が
    鳴ると、警察がマシンガン持参で駆け付けます。
    取引所の中には掲示板が張り出してあり、写真付きで、こいつは会費を滞納して出入り禁止です
    とか晒されています。
    動かす金額が大きいので、ポーッとは出来ません。持たざるものの余裕というおちゃらけがまるで通用しない特殊な場所に延々と通っていました。商売以外で交流できるかた羨ましい。

  3. akane1033 より:

    Gさん、コメントありがとうございます!
    これって外国の人あるあるですかね!?
    なんか、普通に旦那の周りの人がそうなのかと思ってました( ̄▽ ̄;)笑
    そうなんですよね、面倒くさくなっちゃって、、、!!
    「気使わせちゃったらどうしよう?」って考えるのも、ものすごくめんどくさい!
    でも、そうやって私がモヤモヤしてても相手は別に何とも思ってなかったりするんですよね。
    ただただ自分が余計な気遣いかけてストレス感じてるだけという(^◇^;)
    その点外国の方ってオープンで人付き合いの上手い人が多いですよね!ホント、尊敬、、、!
    私は海外で暮らし始めて10年ほど経つんですが、いまだに知らない人と出会うのが苦手で、、、。
    旦那の言うことももっともだと思うんですが、それでもメンドクサイとか思っちゃって。
    ずっと旦那にも言われてるし変えたいとも思うんですが、気が進まないものは進まなくてどうも、、、どうしましょう(T_T)
    きっと今までに素敵な出会い逃しまくってるんだろうな、、、。
    Gさんの旦那さんもすごいですね!?
    アポもなく1時間で引っ越し手伝ってくれる人連れてくるとは、、、!
    あー、その行動力見習いたい見習いたい!!!
    でもめんどくさいめんどくさい!!!。゚(゚´Д`゚)゚。

  4. akane1033 より:

    usugeさん、コメントありがとうございます!
    「すてきな出会いと危機管理のはざまで逡巡」、本当にその通りですね!
    特に1人暮らしの女性となると危機管理重要そうなんですが、この女性はよく決断したと思います!!
    8年前の旦那、そんなに信頼できる感じだったのかな、、、?w
    おぉぉ、ダイヤの買い付け!またなんだかスゴイですね(*゚▽゚*)
    そういうのは、なんとなくアフリカとかの鉱山とかに行くもんだと思ってました(汗)
    500ユーロ紙幣なんて怖くて持ち歩けないもんですが(そして普通の店で出したら嫌な顔されますがw)、そういうのが普通の世界なんでしょうね。。。
    気なんて絶対抜けないですし、鎖付きでポケットにダイヤしまってたらそりゃ知らない人との接触は避けたいですよね(^◇^;)
    そういう世界の話を聞くと、何も無くすものを持ってないってのは逆に強みでもありチャンスなのかもしれませんね!

  5. 鳥もち より:

    関係ないコメントで申し訳ないのですが、
    過去、「旦那に進撃の巨人を見せた」とブログで書いておられましたね。
    今、ファイナルシーズン始まってますが、夫婦で御覧になってますか?

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